言葉の力:褒め方の技術

幾つになっても、人から褒められるのは、気恥ずかしさもありますが

嬉しいもの。

 

それはどんなことでも。

どんなときでも。

 

あなたの身近にいませんか?

誉め上手なひと。

 

あの人と会うと、必ず何かしら誉めてくれる!

それも嫌味なく。

 

嬉しいので当然、その人のことを大好きになります。

いつも

褒められた事よりも、「褒め方が上手だなあ」と

そっちの方が気になってしまいます。

 

人の悪いところは誰でもすぐに目につきますが、それを面と向かって

言われることは大人同士では少ないことかもしれません。

 

子供でも○○ちゃんのここはおかしいと思います!なんて

ストレートに面と向かって本人に言ったら

逆ギレされたり、いじめられたりするかもしれません。

 

さすがに大人になれば成るほどそんな機会は減り、

益々本人は気付きにくくなる気がします。

 

それを自分で気付けるか気付けないか?

又は、(言い方にもよりますが)人から指摘されて

素直に受け入れられるかられないか?

 

身体と同じで、心も柔軟性が大切だと思います。

 

誉め上手なその人は、相手に注意する時でも必ず

その人を始めに褒めてから指摘をしています。

 

さすが!

 

お見事です。

 

自分もそうありたい!とつくづく思う日々です。

 

 

先日、初対面の人でメチャクチャ褒めてくれるのですが、ちっとも嬉しくない。。。

 

怖っ 人造人間のよう。

その人の目の奥が全く笑っていない。冷た~い目でした。

 

何でこんな目になるんだろう?

 

話をよくよく聞いて行くと、営業職でどんな時でも窓口で毎日笑顔を作り、

お客様を褒めちぎり、仕事の成果を出す。

これが習慣化していて、全く感情がの入らない言葉がスラスラと口から出るようになった。 とのことでした。

 

「それは大変なお仕事ですね。ストレスが溜まりますね.」

 

「実はもう限界なんです。」

 

必死に仕事していたんでしょうね。

 

心も身体もカチカチな感じでした。

 

向き不向きはあるのでしょうが、

今の彼女には窓口業務はストレスでしかなかった様です。

 

その後、思いっきり笑ってアホな話をし、スッキリした顔で帰っていかれました。

 

人を褒めるのは、相手の良いところを瞬時に見つけ、

心から「この人のここ 良いな!」と思ってそれを言語化しないと

相手にも伝わっちゃうのだと思った日でした。

 

他人様には出来ても、

身内にはついつい褒めるより先に文句を言っているそこの

 

あ・な・た!

 

私も一緒で~す (笑)

 

その言い方! いつも言われます。

 

身内に対してはどうしたらいいのでしょう?

 

先輩に聞いたら、「ペットだと思うと優しく褒められるわよ!」

 

チョット納得した次第です。

 

ペットと思えるか?

 

チャレンジしてみます。