更年期におけるホルモンの影響

今月10月はピンクリボン運動

 

ピンクリボン推進委員会には

5つのカテゴリーがあります。

①自分の乳房について良く知ろう!

②自分に合った適切な検診を受ける。

 40歳を過ぎたら。2年に1回マンモグラフィー、超音波検査

 

もし乳がんとわかったら?

③無暗に恐れずに情報を知った上で適切な行動をとろう。

④不安や多様な悩みを理解しよう

⑤新たな日常へ向け、必要な情報を得よう。

 

 

乳がんにかかる方は40代後半が1番多いのですが、そのまま70代以降

まで罹患率は横ばいです。

 

先ずは予防が大切です。

 

最近は男女ともに更年期はあると言われています。

 

LDLコレステロールが何で高くなるのか?

更年期以降、女性ホルモンのエストロゲンが少なくなっていきます。

 

コレステロールは肝臓で7~8割が作られています。

 

川を想像してみると良くわかります。

 

肝臓でつくられたコレステロールが流れてきます。

 

上流で副腎皮質ホルモン(コルチゾール)、

下流で女性ホルモン、男性ホルモンを作る工場があります。

 

下流の工場がホルモンの減少により稼働しにくくなり、

素通りして血中にコレステロールが流れ出てしまいます。

だから食生活を変えていなくてもコレステロールは高くなっていきます。

 

食べ物をいくら気を付けてもそんなに数値は変わらないのはこういう理由です。

 

血圧が上がる理由

血管内の内皮細胞で作られている一酸化窒素(NO)がエストロゲンの減少により

つくられにくくなり、血管のしなやかさが失われれ血圧が上がる。

 

男性では30~40代からなのだが、

血管に炎症が起こることで50代女性は急激に心疾患、脳血管疾患のトラブル

脳梗塞心筋梗塞)が増える。

血糖値については血管内に炎症が起きるとインスリンがしっかり出ていても

血糖値が下がらない(インスリン抵抗性)状態となり、高くなる。

 

エストロゲンが減少すくことによって炎症ま起きやすくなり、

関節の痛み(関節リウマチ)、(へバーデン結節)や、(ブシャール結節)等

は女性を悩ませる症状の一つだ。

 

女性は若いうちは子供を守る為に皮下脂肪がつきやすくなっていて内臓脂肪が

もともと少ないのだが女性ホルモンが少なくなると

内臓脂肪の方がつきやすくなってしまう。

 

脂肪の多いところに炎症が起きやすいので、乳がん子宮がん等の

リスクが高くなる。

 

少なくなったら足せばいいじゃないか。

 

そう簡単にはいかない。

 

長生きになっても元気でいられなければ意味がない。

 

エストロゲンが少なくなったって、元気で居られる秘訣はある。

 

知りたい方はコメントを!