油と健康

今日は栄養の話を少し。

 

大人になってから喘息になったりアレルギーに悩まされた時期がありました。

 

私がいま一番気を付けているのが「油」です。

 

子供の頃、インスタントラーメン(確か出前一丁)なるものが新発売になり、

食べてみたくて、母にねだって買ってもらい、

その後、休日のお昼はラーメン率が高かったように思います。

 

小学校の給食ではマーガリンが出て、TVではコマーシャルが頻繁にながれました。

 

マクドナルドが日本上陸し、1号店が銀座に出来、

長蛇の列を作って食べに行きました。

 

こんな風に食生活がすごいスピードで変化していきました。

 

小学生の時にクラスに花粉症の子なんていませんでしたし、

”花粉症”という言葉さえ無かったのでは?と思います。

 

今や花粉症の人は幼稚園児からいますし、

日本人の約2人に1人は花粉症患者だと言われています。

 

私、「花粉症」だけどアレルギーは持ってないの。

と訳の分からないことをいう人もいますが、

花粉症も立派なアレルギーのひとつです。

 

私は日光アレルギーを持っていますが、幸い花粉症にはなっていません。

 

大人になって知ったのですが、アレルギーと「油」には密接な関係があります。

 

あなたのおうちではどんな油を使っていますか?

 

サラダ油(って可笑しな名前ですよね、サラダから作る訳じゃないのに)

菜種油

オリーブオイル

こめ油

ごま油

白絞油

 

今は健康ブームで、

MCTオイル

亜麻仁油

えごま油

ココナッツオイル

マカデミアナッツオイル

グレープシードオイル

 

バター

マーガリ

etc.

 

まだまだ沢山あります。

 

昔、あれだけTVコマーシャルで宣伝して「美味しい顔ってどんな顔?」

なんて言っていたのに、今やマーガリンのコマーシャルなんて1本も流れて来ません。

 

ちょっと栄養の知識のある人達からしたら

マーガリンは超悪者と言われる様になりました。

「塗りやす〜い」なんて言って給食で毎日たべさせられてたのに…

 

油の製造工程って知っていますか?

 

例えば「菜種油」

その名の通り菜の花の種から油を搾るのですが、とんでもない量の種が必要です。

ちゃんと圧搾式で絞られた油もありますが、とても高価なもの。

ただ搾っただけでは種の中の油を漏れなくとることは難しく、原料の菜種から

より多くの油を抽出する為には?

 

どうすると思います?

 

溶剤を入れて加熱し、ドロドロに溶かすんです。

 

その方が多く油がとれるので、絞り、その後溶剤を取り除きます。

その間 加熱するので色が付くし、酸化するので臭くなります。

 

そこで脱臭し、漂白し容器に詰めます。

 

マーガリン含め製造過程でトランス脂肪酸という体内に入ると悪影響を及ぼす

ものが出来てしまい、アレルギーなどの原因のひとつと言われています。

 

欧米では厳しく規制され、ポテトチップス等のスナック菓子や油を使っている食品には

表示義務があります。

 

日本ではまだまだ規制が緩いので表示義務はまだありません。

 

でも医師の中では20年以上前から警鐘を鳴らしている人もいて、書籍も沢山

出ています。

 

食生活の中で油を変えるのはとても簡単なように見えてそうでもありません。

 

それは 結果が直ぐに表れないから。

途中で止めてしまう人が殆どです。

 

アレルギーのある方。

 

だまされたと思って、一度「油」」を変えてみませんか?

薄皮を剥ぐようですが、1年続ければ結果は現れますよ。

 

油もピンキリです。

 

もし興味のある方はコメント頂ければ実際に経験した私が詳細を

アドバイスさせて頂きます。

 

アレルギーのから解放されて、スッキリとした日々を送って行きましょう。